分類
生息地
時代
白亜紀
大きさ
約9m
主食
肉食
本文を読み上げ

ビスタヒエヴェルソルは、約7,400万年前、中生代の白亜紀後期に北アメリカの土地を歩いていたすごくかっこいい肉食恐竜だよ。この名前、ちょっと変わってるよね?実は、この名前はナバホ語の「ビスタヒ」(bistáhí:干しレンガの材料の採れる場所の意味)と、ラテン語の「eversor」(破壊者の意味)を組み合わせたものなんだ。だから、ビスタヒエヴェルソルという名前は「ビスタヒの破壊者」という意味になるんだよ。

さて、この恐竜は全長約9メートルもあって、かなりの大きさだったんだよ。イメージとしては、大型観光バスくらいの長さだね。強力な顎には鋭い歯がびっしり。この歯で獲物を捕らえ、美味しく食事をしていたんだろうね。

ビスタヒエヴェルソルは、ティラノサウルスの親戚で、その仲間たちと同じく、短い腕と2本の指を持っていたよ。でもね、その短い腕を笑っちゃダメ。彼らはその大きな頭と強力な足だけで十分、獲物を狩るのが得意だったんだ。

彼の特徴的なところは、上下に高さの有る鼻の上の突起(鼻骨)だよ。これが彼を他の恐竜と区別する特徴となっているんだ。他にも歯が64本も有ったり、目の上に開口部を持っていたりする点も他のティラノサウルス類とは異なっている部分なんだ。