プラテオサウルス plateosaurus

プラテオサウルスは、中生代三畳紀後期、約2億1400万年前から2億400万年前の間に生息していた古竜脚類の恐竜だよ。この恐竜の名前、プラテオサウルスって「平らなトカゲ」って意味なんだ。なんでそんな名前がついたかっていうと、彼の骨格が見つかったときの特徴から名付けられたんだ。

全長はおおよそ5～10メートルで、体のサイズは中くらいから大きめだったね。頭は小さめで、長い首と尾を持っていたよ。体の形から考えると、恐竜としてはシンプルなデザインだったかもしれないね。

プラテオサウルスの面白い点は、彼の歩き方に関する考え方が時代とともに変わってきたこと。初めのころ、研究者たちはプラテオサウルスが四足歩行の恐竜だと考えていたんだ。四つん這いの姿で、ゆっくりと草を食べている姿を想像していたんだろうね。でも、後の研究で、彼は主に二足歩行で歩いていたことが明らかになったんだ。つまり、後ろの二本の足だけで、前の足は自由に使っていたんだよ。

この発見は、恐竜の進化や生態についての理解を深める手がかりとなったんだ。なぜなら、二足歩行の恐竜が三畳紀にも存在していたことが分かったから。彼らの動きや生態、食性など、さまざまな面で新しい発見が増えてきたんだよ。

ちなみに、プラテオサウルスは植物食で、おそらく草や低木を主食としていたと考えられているよ。あくまでも主食だから、小動物等で足りない栄養を補っていた可能性も有るんだって。