トロサウルス torosaurus

トロサウルスは、約7210万年前から6600万年前の白亜紀後期マーストリヒチアン期に生息していた植物食恐竜の一種だよ。

トロサウルスは大きな頭と長いツノが特徴的なんだ。実はトリケラトプスととっても似ているんだけど、フリルの形が違うんだ。
だけど、トロサウルスは成体しか見つかっていないから、トリケラトプスの老成個体ではないか？っていう説も有って現在も研究が進められているんだよ。

トロサウルスは大きな体で、約7～9メートルもあったんだ。体重は数トンにもなるんだよ。頭には大きなフリルという飾りのある頭の骨があり、ツノもすごく長かったんだ。これらのツノやフリルは、見せびらかしたり、仲間と競争したり、仲間同士のコミュニケーションに使われたんじゃないかと思われているんだ。

トロサウルスの化石はアメリカのいくつかの場所で見つかっていて、特にモンタナ州やワイオミング州で多くの化石が見つかっているんだよ。ただ、化石は一部欠けていることが多いから、完全な姿や生活の様子を知ることは難しいんだ。